Tetsuoの部屋
フリーライター、Tetsuoの部屋。趣味は映画、音楽。その他、釣り、乗馬など。
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映画日誌「ゾディアック」
 久しぶりに出会った、“不思議な映画”。不思議な気分にさせてくれるファンタジーと言う意味でも、不思議な味わいがある、という意味でもない。「セブン」のように、デビット・フィンチャー独自の世界を感じさせるものだが、セブンのような犯罪映画でもないし、また、謎解きの面白さを持ったものでもない。とにかく、誰が主人公なのか?犯人は、結局誰だったのか?こうした疑問に答えること無しに、いつの間にか、二時間以上があっという間に過ぎ去ってしまう。とにかく、脈絡のない世界。それが、事実を基にしているのなら、余計な作者の主観を入れないことにしているのか?かといって、ドキュメントでもない。脈絡の無いまま、見るものを翻弄させ、突然終わってしまう。すこしばかり、もどかしさを感じるものの、それでも、映画を見た、という満足感も味わうことが出来る。
 結局、モンタージュの基本的な技巧が見事だからこそ、なしうることが出来たのか。
 娯楽性を省いた、一種の娯楽映画の巧みさには脱帽。この映画の醍醐味を知るには、もう2〜3回は見る必要があるかもしれないが、さすがに、それは苦痛となるだろう。一度見ただけで、監督の意図的な翻弄に振り回されれば、それでよいわけか・・・。
☆60点
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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画